独習PHP:第2章 PHPの基本

第2章 PHPの基本

データの宣言

することで、データを格納するための場所がメモリに確保されるようになる

phpは宣言不要なので、コードで値を格納したタイミングで場所がメモリ上に確保される

命名規則

code:php

// 英数字と、アンダースコアが基本

// 先頭が任意の文字もしくはアンダースコアであること

$data, $_name

// 2文字目以降なら数字を使用しても良い

$data1, $_name11

PHPにおける各記法の使い分け

変数、関数名に使う

クラス名に使う

可変変数

変数名を変数の値によって決めることができる

変数の値に応じて、動的に変数名を付け替えられるようになる

code:php

$x = "title";

$title = 'PHP dayo';

print $$x;

// PHP dayoと出力される

// print ${$x}; でもOK

定数

define関数との違い

code:php

# 同じ

const TAX = 1.1;

define ('TAX', 1.1);

# constでは変数を格納することができない

const NUMBER = $x; //エラー

define('NUMBER', $x); //通る

定義済みの定数

データ型

PHPは変数が中身に応じて自動的に形を変える動的型付け言語

スカラー型

1つの変数で1つの値だけを扱える型のこと

bool, int, float, double, string

複合型

1つの変数で複数の値を表す型

array, object, callable

特殊型

外部リソースを参照する、上二つに分類できない特殊な値を表す型

null, resource

リテラル

変数に格納できる値そのもののこと。boolなら論理リテラル、intなら整数リテラルが入る。

数値セパレータ(PHP7.4以降)

$separate = 1_234_567;

エスケープ処理

code:php

// バックスラッシュを使う バックスラッシュをエスケープしたいなら\\でいい

print 'He\'s "great" teacher!';

エスケープシーケンス

code:php

$title = 'サーバーサイドの学びや';

$data1 = "サポートサイト\t「{$title}」へ";

$data2 = 'サポートサイト\t「{$title}」へ';

print $data1; // サポートサイト 「サーバーサイドの学びや」へ

print $data2; // サポートサイト\t「{$title}」へ

ダブルクォートの特徴

文字列に含まれる変数を解釈し、その値に置き換えてくれる

エスケープシーケンスを使うことができる

ヒアドキュメント

長い文字列を格納できる

code:php

$text = <<<EOD

PHPはサーバーサイドの言語です。

まずは本書から学んでみましょう。

EOD;

配列

連想配列: 数値キーの代わりに文字列キーで要素を管理すること

多次元配列: 配列に配列を入れること

code:php

$data1 = [

];

// laravelでcollectionとかでよく使ってる

通常の配列と連想配列の違い

PHPは区別せず、同じ扱いをする

キーが数値であるか文字列であるかの違い

混在させて連想配列とすることもできる

$data = [ 1 => 'あああ', '文字キー' => 'aaa'];

型の相互変換

暗黙的な変換

code:php

// (データ型)値で定義できる

$num = (string)100;

echo $num . PHP_EOL;

var_dump($num); // string(3) "100